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子どもの宇宙語

2016-04-05

子どもの言葉が宇宙語のようで聞き取れません。

と言葉が遅れている子のママからよく相談を受けます。

こちらの言っていることは理解しているようですが、

口をはっきり開けないので、聞き取れないというのです。

滑舌が悪かったりするのは舌の発達が遅れていたりすることも多々あります。

しかし、その多くは呼吸の浅さから来るものです。

呼吸を深くする方法がありますのでどうぞそこから取り組んでみてください。

発達障害の捉え方と改善の仕方

2016-03-15

言葉が出てこないお子様を、私が指導し始めたのは10年前です。

その前までは、主に小児麻痺により体と手足の指に障害が残った小学生のお子様方への学習指導をしていました。

同時に幼児教室や学習塾もしており、500名程の0才から中学3年生の指導もしていました。

手足の指にねじれや反りがあると、書くことは勿論大変です。

また、話もスムーズに出来にくくなっていることが多かったのです。

そして、理解も遅れがちでした。

小児麻痺のお子様方を指導させて頂いた経験は、現在「荒関式ことば発達法」を作成する上で大変役立ちました。

指のマッサージが脳からの指令を出しやすくしたり、

集中力を高めるには呼吸を深くすることが大切だと気づくことができたりしました。

発達障害という呼び名は、ここ10年位の間に知れ渡りました。

障害と名前はついていても、本当に障害につながっていくかは5歳位までの導き方によるのです。

小児麻痺は、出産前や5歳までの間に脳に損傷が起きて麻痺が体や指に残った状態です。

ですが発達障害のように後天的な要因の場合は改善策があり、

それを脳が90%完成すると言われる6歳未満までに1年から2年かけてトレーニングをしていけばほぼ改善されてしまうのです。

つまり、先天的でも後天的でも教育で改善を目指していくのが「荒関式」なのです。

体幹とことば

2016-03-01

乳幼児の体の発達と言語の発達には密接な関係があります。

運動は、吸う吐くということがスムーズにできないと順調にできるようになっていきません。

例えば、発達障害を起こしているお子さんは3歳になってもボール遊びが上手にできません。

ボールを手から放すことができなかったり、投げたボールを目で追うことが苦手です。

呼吸と手と目それぞれの運動機能を一つに統合して、ボール投げは行われます。

それが一つにならない理由が、呼吸なのです。

逆に言えば、呼吸が上手にできる訓練をし、目の発達が順調ならば言葉を導きやすいのです。

荒関式では、そうした方法も指導させて頂いております。

母性と父性

2016-02-16

母性は初めからある人ばかりでありません。

ましてや父性は尚更です。

ですが、乳児の言葉の発達は待ったなしです。

言葉が出てくる時期は人それぞれですが、知能の発達は3歳までが生物的にも大変重要なのです。

つまり、3歳までの知能教育は母性父性にかかわらず施していかねばならないのです。

まずは、抱きしめを目を見て行っていきましょう。

言葉の入力

2016-02-16

言葉とは不思議なものです。

話さなくても目を見れば分かることもあります。

でもそれは、言葉の入力が沢山されていたらの話です。

そしてその時期は生後3ヶ月までが最も大切なのです。

その大切さに気がついたならそこからが言葉の入力の始まりです。

しかし、生後3ヶ月までを逃していた場合

2歳になっていたら最低3ヶ月

3歳までで6ヶ月

4歳までで1年間は1からの入力のし直しの期間が必要です。

焦らず毎日笑顔で絵本と知育に取り組むのが早道であると考えます。

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