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注視できない子どもの目と携帯電話
注視が苦手な子どもが増えています。
注視ができない乳幼児は絵本を見ているようで聞いているだけだったり、
絵本を見ていてくれなかったりします。
そしてそのまま小学生になると文字障害を起こしている子が多いのです。
そのことにママが気つかず、より事態を深刻にしています。
注視力は、生後より3ヶ月ぐらいまでにママがどのくらい赤ちゃんの目に向かって微笑んで語りかけたかで決まります。
授乳期は特に、ミルクを上げながら目と目を合わせられるようにするための重要な時期です。
テレビ、次に携帯電話でのメールそしてラインとママの目がそちらに行けば行くほど
子ども達の目は定まらず語彙の増加にも影響が続くのです。
足と言葉
手足の指が曲がっている子は言葉が出にくい傾向にあります。
次に右足の足首から下が内側に向いてしまっている子もその傾向にあります。
また、そうした足首の理由により右片足だけ偏平足になっている場合も言葉が出にくくなる場合があります。
人間の体は全て脳からの指令で動いていますが手足の末端神経に行き着く際に、曲がっているところがあれば指令に対して脳へ送り返すスピードが遅れます。
つまり、言葉の習得がしにくくなることが手足の指の曲がりと同様に足首の曲がりも影響しているのです。
指先同様足首と足の裏のマッサージも毎日していきましょう。
言葉と想像力
私が子どものことばの導き方に興味を持ち始めてから既に10年が過ぎました。
35年間の教育者人生の中での終盤の10年間です。
つまり25年間0歳から15歳の算数・数学や国語の指導を教育者としてした後です。
孫のためにと73歳のおばあちゃんから依頼を受けたのが最初です。
その方は、教育関係のお仕事をしておられた方でした。
教育で言葉を導いてほしかったのだと思います。
私は医師でもなんでもないのですが、知能教育を学んだことで、”言語は数のことと形のことを使って
導けばより良く言葉が出てくる”ということにたどり着きました。
そして、言葉がいつまでも出てこない子の場合、母親が教師の目線に立ちなおすことで出て来るものであるとも分かったのです。
その方法を私は指導させて頂いているのです。
春芽吹く季節
春は昔から芽吹く時期といわれ、植物だけでなく人間の体と脳も目覚めてくるようです。
この時期は毎年相談メールが増えます。
多くの悩みの中でも奇声、癇癪、一人で走っていってしまう。
自傷行為などが主です。
これらは脳のストレスと呼吸の浅さから来ると思われます。
思いっきり走らせる。
思いっきり叫ばせる。
その後はよく眠ってくれます。
でも、親は疲れ果ててしまいます。
だから、知育を毎日20分!
脳自体のストレスを徐々に取っていってあげましょう。
人に自分の感情を伝えられないストレス
自分自身がつかめないストレス。
だからこそ運動と荒関式ことば発達法における知育です!!
言葉と絵本
言葉を引き出す絵本
絵本によって引き出せる言葉
どちらも本当です。
でも順番があります。
まずは喃語を引き出すママの育児が最初です。
喃語は赤ちゃんの目をみて体に触れながら、笑顔で 口元をみせながらあーあーブーブーぷっぷ バーバーなど赤ちゃんが発しやすい音をママが赤ちゃんに向かって出してあげます。
ここを飛ばしてしまうと喃語が出てこなかったり、出たとしても
唇と舌の使い方が上手にできないことが多かったりします。
喃語がでてきたらお子さんと一緒に絵本の中の絵に対して指差しをしながら同じだねえー!
おなじという言葉を使いながら物の名前と物との理解を深めていきましょう。