抜群の成功率と言われる荒関式ことば発達法の効果とは?

「あきらめないで!あなたのお子様も言葉はでてくる!」

それからしばらくして、そのスタッフは「やっぱり市の検診でひっかかって、毎月1回チェックに来るよう言われてしまいました。」
ととても心配そうに言ってきました。
この子供さんは1歳7ヶ月から指導法を実施しましたが他の多くのお子さんのことを踏まえても私は分岐点は1歳6ヶ月前後だと考えます。
また、それを超えてしまった場合は1日も早い指導法の実施が>その後の活動に大きく影響してくると思います。
この指導法とは言葉遊びと日常生活の言葉を媒体として子供の脳の中についたと思われるダメージを周りからカバーしていく方法です。
私は健常児も障害児も含めて乳幼児の指導では「言葉と話し方」を大切にしてきました。

1番目には口を見せて正しい言葉で話すこと

2番目には1日10冊以上の絵本を読んであげること

3番目には名前のもつ意味をしっかり話してあげること

「絵本を見てくれない!」という意見も多く聞いてきましたが、大人の方が絵本は座ってじっくり読む物という概念にとらわれすぎていると子供は絵本を好きになれません。
見てくれないなら「どうしたら見るのか?」と考えればよいのです。
私は絵本をもって立ち「飛行機に乗ってくださーい。」
「バスですよー。」などと乳幼児を絵本と自分に注目させます。
そして、突然止まり絵本を1~2ページ読んで、また立ちます。
この繰り返しで子供は絵本をじっと見るところまで成長します。
絵本は、口下手なママの良い手助けにもなるものです。
できる限り毎日たくさん読んであげましょう。
スタッフの子供さんは私のアドバイスを月に1回受けてその後3歳になられた時には市の検診で「もう、通わなくていいですよ。」
と保健婦さんに言われたと喜んで報告にきてくれました。

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