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療育と荒関式
ブログを再開し始めてから毎日沢山のコメントやメールを頂きとても嬉しく思っております。
お買い上げ頂いた方が、ご予約可能の個別レッスンを受けて頂いた、
滋賀県在住4歳10ヶ月のお子様のお母様からのメールを御紹介させて頂きます。
荒関先生
先日は個別指導をして頂きましてありがとうございました。
我が子は医師から3歳で療育を紹介され、3歳4ヶ月で療育センター受診、3歳6ヶ月で知的障害のない自閉症スペクトラムとの診断を受けました。
診断を受けた時、やっぱりなぁという気持ちと同時に、『これからどうやってこの子を育てていこうか』と途方に暮れていました。
月曜から金曜は保育園に通園しておりましたが、病院側からは保育園での園生活は難しい為、療育一本に絞ったらどうか?というお話を頂きましたが、
夫婦共働きの私達にとっては親子参加の療育通学は困難だった為、土曜日に療育センターへ通学するという生活が始まりました。
我が子が通学する療育は主に体を動かす事を目的とし、座学の時間は短時間の為、
『体を動かすだけで本当に効果があるの?』と少し不安がありました。
そこで、自宅で出来る教材はないかと検索した所、
口コミや反響が沢山あった荒関式に辿り着きました。
我が子は以前から癇癪が酷く、私もいつも怒ってばかりいた為、
座ってじっくり何かに取り組ませようという気持ちにさえなれませんでした。
療育と並行して荒関式を始めた事で、発語だけでなく、じっと座って何かをやるという習慣や、
抽象的な概念を覚えられる様にもなり、集中力や真剣に取り組む事が当たり前に出来る様になりました。
荒関式は今まで叱ってばかりいた私に、子供を褒めるきっかけと大切さを教えて下さり、
褒める教育をする事で『この子はこんなに出来る子なんだ!頑張れる子なんだ!』という事を気付かせてくれました。
スモールステップの積み重ねが現実として実を結び、『継続は力なり』という言葉が本物なのだと今とても体感しています。
荒関式は、例え出来なくても頑張ったねと子供に言える材料を与えてくれました。
発語でお子様に悩みを抱える皆様に是非試して欲しいです、ありがとうございました。
言葉の遅れ・言葉が出てこない
言葉の遅れ・言葉が出てこない
先日頂いた御相談のメールを拝見させて頂きました。
お孫様の言葉の遅れをとても心配されている御様子でしたので、
今後の参考にして頂ければ幸いです。
私はこれまで、言葉の遅れがあるお子様や障害を抱えたお子様を沢山指導してきました。
その中には、知的な障害を伴わない言語発達遅延のお子様。
脳が何等かのダメージを受け手足の指が曲がって産まれ、
2歳までに脳からの様々な指示が上手く伝わらないまま成長してしまったお子様等です。
『荒関式ことば発達法』は、知能教育を施し、言葉を促す方法です。
言葉において大変効果的な内容となっております。
言葉というものは、単語を教え込むものではなく、脳の中で数や形を理解し合成して作られていきます。
こうした理論を踏まえ、荒関式ことば発達法は生み出されました。
そして何より、私がこれまでのキャリアと経験から学び得たものは、十月十日母体で育ちへその緒で繋がっていた母親とは、
この世に生を受けた後もやはりずっと心は繋がっているのだという事です。
母親が妊娠中に心の病に掛かっていたり、又はその後掛かってしまった母親の子供はそういった影響を受けやすい傾向にあります。
つまり、言葉が出てからも親の心の影響を受け続けるという事です。
母親の心の安定。
これこそが脳にとって最も大切な事であり、言葉は言霊、心が育てるものという事を私自身学びました。
言葉が出てこない悩み
1歳2歳を過ぎて言葉が出てこなくても3歳になったら急に沢山話し出す子は
言葉が出なかった子の中で40%ほどはいるでしょう。
しかし、残り60%の子はやはり言葉の遅れは否めないでしょう。
では、この60%の子は如何にすればよいのか・・・
これこそが「荒関式ことば発達法」なのです。
30代以降の出産
出産前後の精神的うつ状態
出産後の育児を他人に預けざるを得なかった状況
一人での育児で目を見て語り掛けるのが少なかった
携帯の方を見て授乳をしていた 等々
1日も早く言葉の出し方を知ってください。
ことばとおばあちゃん
前回のブログで、おばあちゃんが孫の言葉がなかなかでてこないことを心配しておられると書いたところ
全国から、沢山同じ想いのおばあちゃんからご相談メールを頂きました。
おばあちゃんと言ってもまだ50代か60代。
携帯を使いこなされている方々です。
しかし、子育て中はまだ携帯がなかった時代。
つまり、ママが授乳中にも携帯を見ているのは如何なものかと思っておられるのです。
確かに人間は誕生から約4カ月までに目の注視力をつけていきます。
この注視力と言葉が大変影響しているのです。
ことばでお困りの方へ
言葉は今すぐ出なくても85%の子は5歳までには出てきます。
しかし、それは脳や心臓に何ら異常がなかった時です。
また、斜視やその他の発達障害を持ち合わせていなければです。
脳は3歳までに約80%が出来上がると言われています。
実際6歳で調べる知能テスト結果は、大学生までほぼ変わりません。
つまり、言葉が出ようと出まいと知能教育を毎日すべきなのです。