『荒関式ことばの教室ぐんぐん』    斉藤講師の8月のメッセージ

2015/08/20

私が息子に一日絵本を10冊読みは始めたのは、彼が4歳を過ぎてからでした。

それまで、絵本は彼の興味のあるページのところに私の手を持ってきて、これを言って下さいとばかりの反応に答えるだけという感じでした。

荒関式のDVDを見た時、私は今までこんなに懸命に絵本を読んだことがなかったととても反省したのを今でも覚えています。

そこから、私は図書館に通い彼が興味を持ちそうな絵本と私自身が読みやすい絵本を選んで、毎日毎日追い回すようにして読み続けました。

赤ちゃんも笑うという「だるまさん」シリーズの絵本に、彼は無反応でした。

対して、9か月の娘はとても良い反応をしていました。

ですが、あきらめずに読み続けること一か月、ついに反応を示したのです。

読みながら、体を動かしたり、声色を工夫したりしましたが、一番大切なことは「伝えたい」いう気持ちだということに気づきました。

初めは、短い絵本で良いと思います。また、読み手が読みやすい絵本にすることも大事なことです。まずは、注目を得ることが第一関門だと思うのです。

無反応の中読み続けることに、虚しさを感じることもあるかもしれませんが、「伝えたい」いう気持ちと気合を入れて読み続ければ、必ず応えてくれると私は思います。あきらめずにどうか伝え続けて下さい!!

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