まだそんな子育てを信じているの?!

2013/02/23

「抱き癖がつくから抱っこのしすぎはいけない.」などと言う説は間違いです。
生後3ヶ月未満の赤ちゃんの呼吸器官はまだまだ未熟です。
そのため息を吸うこと自体が大人のように上手くいきません。
オギャーオギャーと声を上げて泣くことで体に酸素を取り入れているのです。
赤ちゃんのオギャーオギャーの泣き声が、小さければ「呼吸が上手にいっていないのでは?」と捉えた方が良いと思います。
おなかもオムツも大丈夫なのに泣き止まないことがあります。
縦抱っこをしていれば眠るのに横にしてお布団で寝かそうとするとまた泣いてしまう・・・こういったときこそおんぶをしてあげると良いですね。
現代はスリングという前で縦抱っこができるものがあるのでそちらを利用して赤ちゃんの呼吸を整えてあげましょう。
そういえばおんぶ紐を日本であまり見ないようになった頃から発達に障害のあるお子さんが増えてきたように思います。
赤ちゃんは生後2~3ヶ月目で既に口をパクパクさせ、大人が顔を見ながら話しかけると、口元をまねしてお話の練習を始めています。
その証拠にあえて無表情で赤ちゃんの顔を覗き込むとほとんど微笑みませんが笑顔で覗き込むとめいっぱいの微笑みを返してくれます。
というより、まだ顔の表情を真似しているだけですが・・・つまり人間は生後3ヶ月までの縦抱っこと、語りかけの時間で心身の土台が作られているのです。

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