Posts Tagged ‘発達障害’
言葉が出ない小学生
発達障害の小中学生が通うデイケアに、勤めている知人が「結局何を言っても、お母さんが変わる気がないとだめなんだよね。」と、いいました。
デイケアは、発達障害の子達が通う学童と療育をする場所。
しかし、脳が90%以上完成している6歳以上の子達をより良くしていくことは、並大抵ではない。
だからこそ、遅くも5歳までには言葉を話せる子に導かねばならない。
発達障害ではなく斜視でしょう
市の検診の際、多動や奇声、呼んでも返事もしないなどで発達障害を疑われ療育を勧められる場合が多々あります。
そうした乳幼児の中には、斜視の子がかなり含まれています。
斜視の子は知覚の感覚が育ちにくいため、生活上の様々な弊害が発生しやすいのです。
最近では5歳になるのを待って手術をするそうです。
私は多くの子どもの目を見てきましたのでほんのちょっとの斜視でもすぐに見抜けますが、
逆にママは、毎日ご自分のお子さんの顔を見ておられるので良く分からないかもしれません。
3歳を過ぎたら子ども眼科で調べて頂くと良いでしょう。
発達障害は障害ではない
もしも自分の子どもが発達障害を疑われたら毎日の生活を知能教育を中心にしてみましょう。
知能教育とはいわゆる知育です。
しつけの前に知能を高めることです。
人間の脳は3歳で70%ほど完成すると言われています。
つまり3歳までに言葉の理解を深めるために数と形の具体物を利用して言葉を導くのです。
数+形=言葉 が脳の中で行われるのです。
その際、最も重要なことは「笑顔で楽しんで」行うということです。
この方法を具体的に示したものが「荒関式ことば発達法」です。
発達障害とうつ
乳幼児の教育に携わって37年がすぎました。
今から15年前までの乳幼児の障がいといえば
脳性小児麻痺、てんかんなどでした。
15年ほど前から現在では、心因性のものが多く出てきました。
以前母親がうつ病を抱えている中で育つ3歳児のお子さんを指導させて頂いた事がありました。
何でも理解できるのに、呼吸が浅く声が出ませんでした。
情緒不安定で、すぐ泣きだし泣きやみませんでした。
そんな時でも、母親は宙を見ていました。
3歳までに、熱性けいれんを何度もさせてしまっていました。
このお子さんは約3か月後に初めて「パパ」
と言ってくれて、パパが男泣きしたことを今でも鮮明に覚えています。
発達障害と離乳食
3歳を過ぎてもことばが出てこないお子様方を沢山指導させて頂き今年で12年目になります。
これらのお子様方の85%は、子育ての方法を少し変えるだけで、言葉を導き出すことができました。
残りの15%のお子様方は先天的に母体の中で何らかのダメージを脳に受けて生まれてきたと感じました。
しかし、最近私が知った情報によると離乳食を始める時期にも問題が潜んでいたのです。
日本では昭和55年頃まで、2歳を超えるまでは母乳やミルクを主とし、離乳食はプラスするものといった指導でした。
しかし、これ以降離乳食は5か月を過ぎる頃より少しずつ与えても良いといったものになりました。
思えばその頃よりアトピーを患う子どもが激増していったのです。
人間の腸は生後3歳ぐらいまでは動物性たんぱく質など分解
出来にくいものがあるという事だそうです。
こうした分解が難しい食べ物を早くから与え続けてしまったら
どうなるのか・・・脳がダメージを受けることは十分考えられます。
離乳食について再度考え直し、もし間に合うのならデトックスできる方法を考えたいものです。
« Older Entries