荒関式ことばの教室  5歳7ヶ月 とも君(仮名)

<症状>
多動
目が合わない。
一言も話せない。
運動が苦手で大きなボールでも投げられない。

 

とも君のママは左右の手の指が2本ずつ曲がっていた。
しかし私はそれには触れずにとも君の指を触ってみた。
同じ指の関節のところがぐりぐりしていた。

遺伝だと思った。
しかしパパの手前それは伏せておこう。
言ったところでママの指はもう変わらない。

しかし、とも君の指はこれから成長していくのだから毎日5分以上マッサージをして刺激を与えてもらおう。

老人は歩けなくなると脳が急激に衰える。
子どもの足の指が曲がっていて力を入れにくい部位があると足首が正常の向きをしなくなっているようだ。
話せない子の足を後ろから見ると正常な状態とは異なる。

話せるようにするのはここにも大きなヒントがあると思う。

1ヶ月前、ママにはとも君に家庭ですべきことをアドバイスして家庭用グッズを渡した。

翌日パパからメールがすぐに来た。

「先生、ありがとうございました。なんと、
家に帰ったらともやがいろいろ話し出したんです。
まだはっきりはしていませんが、確実にしゃべっています。
数もまったく分かっていなかったのに4まで数と物が対応できています!
嬉しすぎてメールで先生にどうしても伝えたくなってしまったんです。」

こうしたこともたまにはある。
平均では2~3ヶ月ぐらいだ。

ことば発達法第3弾は更にパワーアップした方法を
ご提示できればと思っている。

 



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